自動車雑誌

 自動車雑誌・・・読まなくなってどのくらい経つんだろうかなぁ。
 こういうWebをやっている人間がそういうことを書くと意外に思われる方もおられるかもしれませんが、たまに目を引く写真とか、資料めいたものがあると買うくらいで、定期で読む雑誌はなくなっちゃいました。いわゆるバイヤーズガイドの類は全く興味なくなっちゃいました。
 ガキの頃にいろんなことが知りたくて、むさぼり読んだ自動車雑誌・・・昔買って何度も何度も読んで、捨てられないものもあるのに、いつごろからか、全く読まなくなりました。なんでだろう・・・って考えたときにふと思ったんですね。

 ウソばっかり書いている・・・

 いや、書き手がウソだと思って書いているわけではないのでしょうね。多分。でも、知らないで書いている、知ろうともしないで書いている部分が多々あると思います。
 私はちょっと人が避けて通るようなクルマばかり乗っているようですが、そういうクルマに対しての雑誌のレポートって、ひどいものが多いんですね。イタリア車やフランス車だと「故障」、アメリカ車だと「低燃費」って感じですか。
 どこかで高名な自動車評論家が、「評論家はいろいろなクルマに乗る機会があって、素人よりは公平な判断が下せる・・・云々」と書いていました。そのときは「へぇ」と思っていましたが、乗っている数は多いかもしれないけれど、クルマのこと、クルマの歴史のこと、技術のこと、環境のこと・・・編集者や評論家の多くはなにも知らないで、知ろうとしないで、付け焼刃で書いている記事ばかりなんですから。
 技術解説についてもしかり。下記のような記事を見るとがっかりします。

 こういう記事に金を払うのか、と思うと買う気が失せるんですよね>自動車雑誌

 http://www.kunisawa.net/kuni/gallery/newgallery.html