あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
先日も書きましたが、拙サイトも10年目。
このサイトを始めたころはInternet WINというプロバイダでした。
その後、日本高速通信(Teleway)に変え、同社がKDDに買収されて、KDDも第二電電と合併して、というのを経て現在のKDDI系、DIONになって現在に至ります。
始めたころの端末はMacintosh LC575で14.4kのモデムで通信していたんですよね。
常時接続を夢と思っていたあの頃からは、ADSLで自宅でサーバを稼動させている現在の状況は(それでも決して最先端の環境ではない)想像もできないものだと思います。
10年前は、Internet経由で情報が入手できることが驚きで、嬉しくて、貪るように情報を集めていたように思いますが、現在は(以前であれば)辞書やモノの本を漁っていたのが今では自宅で(あるいは出先でも)オンラインで大量の情報が入手できるようになりました。Internetは旧来の雑誌から情報源という役割を奪い取り、サービスとしての電話を取り込み、放送もそろそろ射程距離にあるのではないでしょうか。(用語の使い方がちょっとおかしいですか)
これからの10年はどうなっていくのでしょうか。
同じように(と括っていいのかどうかわかりませんが)クルマの世界もいささかの変化があったように思います。
自動車雑誌はおもしろくなくなった、と思います。
情報の質、量、速さ全てにおいて劣っています。いや、劣っていないのかもしれませんが、少なくとも明確なメリットは見えません。
FIATやRENAULTやVWといったメーカは既に安価なクルマを作りにくい、作れないメーカになってしまいました。変わってその位置には別のメーカがいます。韓国メーカとか。
結果として、FIATには、もはやチープシックなシンプルさを期待することはできません。客層が変わった、変えざるを得なかったということです。
なんだか長くなってしまいましたが、要は環境が変化してしまった、ということなんでしょうね。ま、変わるか。10年も経てば。
ウチのPuntoは年末、年始と出かけた信州でもよく動きました。
私は、まだもう少し見守ってみようと思います。FIATを、Puntoを。