日別アーカイブ: 2012年7月10日

「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント募集

「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント募集

6月29日に、政府の「エネルギー・環境会議」が2030年のエネルギー・環境に関する3つの選択肢(原発依存度を基準に、①ゼロシナリオ、②15シナリオ、③20~25シナリオ)を取りまとめました。
今後、3つの選択肢に関する国民的議論を礎として、8月にエネルギー・環境の大きな方向を定める革新的エネルギー・環境戦略を決定し、政府として責任ある 選択を行う、とのことで、平成24年7月2日から7月31日8月12日(記事投稿時点では7/31まででしたが、延長されたらしいです)までの間、「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する意見を募集しています。

ここはひとつ、皆でパブコメを送ろうではありませんか!7月31日8月12日

までです。

 

「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集(パブリックコメント)について
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf

私は原子力発電を止めるべきと考えています。技術として間違いがあると考えているからです。(個人的にはいわゆる「反原発運動」にはついていけない・・・のです)

<私が送ったパブコメの原稿は以下の通りです>

国が示した3つの選択肢において、原発依存度をゼロにするべきと考えます。

福島第一原子力発電所の事故等、原子炉が破損し放射能漏れが発生した場合、これを防ぐ手立ては事実上なく、人知では制御、収束不能な状態になってしまうことが明らかである。

原子炉は停止するために常にエネルギーの供給が必要であり、これに失敗した場合は暴走・破損となるきわめて不完全な装置である。

正常運転中の原子力発電所から発生する使用済み核燃料の処理も、未だに解決していない。処分方法すら決められない状態のゴミの処理が決まらないうちに新たにゴミを作り続けるのは破綻に向けて進んでいるに他ならない。

国も、県も、東京電力も、今回の事故が発生した、また事故の収束に失敗したことすら認めず、誰も(刑事)責任を追及されておらず、またその責任を取っていない。

以上の理由から原子力の商業利用は停止しすべきである。

 

#7/15にパブコメの締め切りについて編集しました。