自動車評論家 徳大寺有恒氏が死去 | Web CG
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自動車雑誌や評論というものに興味が薄れた今日この頃ではありますが、私のクルマ趣味の原点は、氏の著書であり記事であることは間違いありません。
自動車メーカーは造る上で、ユーザーはクルマが好きならば、自動車の歴史というものを知るべきだ、というのが氏の主張であると思います。
自動車の未来のために歴史を知ってほしい ― 徳大寺有恒 ― | gazoo.com
氏の著書で私が一番好きなのは、「ぼくの日本自動車史」です。
この本は、普段目にする「評論」というものから少し間を置いて、氏の経験した歴史を振り返った、いわば「思い出語り」です。もう20年前になりますが、当時なんだか胸が熱くなるような、涙が出るような気持ちで読みました。
ぼくの日本自動車史 単行本 – 1993 徳大寺有恒/草思社
評論云々については、話が大きすぎて書ききれません。正直、共感できるもの、できないもの両方ありますが、氏の記事に出会えたことは感謝に堪えません。
謹んでお悔やみ申し上げます。