日別アーカイブ: 2004年2月2日

交通安全協会

 いや、もう1ヶ月が過ぎてしまいました。新年から。
 昨日、運転免許の書き換えに行って来ました。山口県に越してきてから不思議に思うのですが、免許書き換えの手数料(県の証紙)を払うときに、交通安全協会の会費を一緒に請求されるんですよね。ま、窓口の人の言い方は、「・・・手数料と一緒にお願いしているんですが・・・」という感じなんですが、ハタチ位の(免許の書き換えがはじめての)女の子が「ああ、払うものなのね」という感じで払っていました。あくまでも「任意」なのにね。でも、あの「お願いしているんですが・・・」ってのは「任意」であることをきちんと説明しているようには聞こえないと思います。事情を知らない人は「ああ、強制なのか」とか「必要な手数料の一部なのか」というつもりで払っているんでしょうね。

ああ、汚い。

以前に住んでいた東京や神奈川ではそういう請求はされなかったけどなぁ。
 そういえば、交通安全協会って、警察OBの天下り先の特殊法人だったような・・・
 交通安全協会って何の役にたっているんでしょうね。試しにYahoo!で検索してみると、
「- 交通安全の啓蒙、研究。春の交通安全運動の案内、チャイルドシート、シートベルトの着用方法。」
なんて能書きが。(リンクは下記)
啓蒙、研究なんぞは警察が、県税なり国税を使ってやればいいことで、わざわざ特殊法人にやらすことはないじゃないですか。そういえば、免許書き換えの時にもらう「交通の教則」なる冊子も交通安全協会の出版ですよね。とすると、免許書き換えの時の講習も交通安全協会がやるのかな?なんで警察がやらないのかな?
 だいたい、交通安全協会って、必要性を感じない。彼らがやっている事務仕事は警察なり、県の職員がやればいいことだと思います。(実際、免許書き換え関係で彼らがやっているのは、県の証紙の売りさばきと(これは県の職員がやって、1円でも安くするのが県民に対する努力であり、サービスだろうが)、免許更新に関する用紙の作成、講習など(これは警察がやればいいのだ)でしょう)
 そういえば、交通安全活動だって、警察が学校とか回って活動しているんじゃなかったっけ?そういう仕事は(必要ならば)警察が県税なり、国税なりを使って、必要ならば増員してでも活動すればいいんですよ。

 下のリンクから、交通安全協会のWebを見てみるとわかりますよ。およそ彼らが何のために何をやっているのか、という部分は明確のようで明確でない。(そういや道路公団のWebもそう言う意味では怪しさ一杯だが)
 もう一度強調して書いておきましょう。

交通安全協会は要らない。

私は、即解体すべきと考えます。

全日本交通安全協会