10月になった

もうすぐあの地震から、あの事故から7ヶ月が経とうとしています。
テレビや新聞は相変わらずですが、ネットから得られる情報は幅広く(善し悪しごっちゃですが)日々参考にさせていただいております。

ここ横浜では、空間線量率こそ、だいぶ落ち着いてはきたものの、今まで注目されていなかった(していなかった)側溝や吹き溜まり、落ち葉ピットなどで(おそらく濃縮され)線量率が高いところが見つかったりしています。
本当は、測定機を導入してでも測って回るのがいいのでしょうが、なかなかそうもいきません。(欲しいのはやまやまですが>ガイガーカウンター)
せめて、リーズナブルな情報を得て気をつけていきたいものです。

食べ物に関しては、正直、失望感が大きいです。
率直に言って、わが国の食品流通は狂っている、と思います。
以前も書きましたが、販売、出荷する都合が優先され、安全かどうかの確証を出そうとしない。
そんな業界が正常と言えるのでしょうか。あえていうなら、農家、漁業関係者、畜産関係者・・・末端の生産者に責任がない、というのはおかしい。彼らに能力がなく、でも生産を続けなければいけないのであれば、その安全を保証すべきは農協や漁協、自治体、関連団体というところがすべきであって、彼らがサポートして消費者に対して安全を保証する、というのが正しい姿なのではないでしょうか。

食品関係は、以前からなぜかそんな姿勢が許されるのですが、私が生業にしている業界(電機業界ですが)では、そんなの許されない。作ったものを保証してゆく姿勢がなくなる、ということはそのものを作らない、売らない、という選択に等しい。

これには、例外な方がいらっしゃるとは思うし、そう信じたいのですが、農水省も、内閣も、自治体も、汚染されている(疑いのある)食品に対して安全性を証明しようと言う姿勢は一切ありません。やみくもに、規準以下です、安全です、というのを繰り返しています。何を信用すればいいのか。
風評被害、という言葉は繰り返されているものの、安全かどうかを確かめる術がない消費者こそ被害者でないのか。今の状態はまさにロシアンルーレット状態ではないのか。

・東北、関東産の野菜は怖くて買えません。→避けるようにする
・米も同じです。→避けるようにする
・牛乳も。ただし、西日本産品は簡単には入手できないので仕方なく県内産。
・水産物も太平洋産(北海道南部~関東近辺)は安心できない。→避けるようにする

まぁ、外食した時点で選択肢はないのですけどね。
我が家には小さい子供がいるので買うものは気をつけてはいます。
食品のうち、最も影響が大きいのは実は米や麦の穀物(主食ですからね)ですが、麦はほぼ輸入品と考えると、最も気をつけるべきは米かもしれません。新米が出始めているこの頃ですが、少なくとも今年は慎重にした方がいいと思っています。

上記は個人的な備忘録代わりです。ご参考にされても結構ですが、正しいという保証はいたしませんのであしからず。

こんなのを公開するのは風評被害を広めているということになるんでしょうかね。(と書くのにも違和感を感じます)