新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 日本国内の発生状況を整理してみる(その12)



前回が6/21。1週間が経過しました。非常事態宣言から11週間半くらいです。

6/18をもって、全ての休業要請を終了となっているものの、
6/24以降、東京都では新規感染者(PCR陽性者)が連日50~60人を数えている状況です。

さて、この状況はどのくらい深刻なのか。5月連休明けの5/10以降、重症者数、死者数/日、感染者に対する重症者の割合をグラフ化してみます。
*死者数/日は、当日の死者数と前日の死者数の差分です。



東京都においては、6/18以降、PCR検査の検査数が増加しています。(どのくらい増加しているのか詳細は東洋経済オンラインのグラフを参照されるのがわかりやすいと思います)
PCR検査の偽陰性がどの程度の割合で発生するのかにもよるのですが、偽陽性というのがあるとすれば、感染者数(PCR陽性者数)は増加するのが自然でしょう。
対して、重症者数は現時点では減り続けています。傾向としては「右肩下がり」です。
また、死者数/日は6月以降、目立った変化はありません。(6/20にノイズ的に増加が見られますが、傾向としては増加していません)
もちろん楽観はできませんが、引き続き経過観察すべき状況と思われます。

下記サイト、引き続きリンクを貼っておきます。

新型コロナウイルス国内感染の状況|東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/