日別アーカイブ: 2011年5月24日

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以下のサイトを緊急リンクに追加しました。

関東各地の環境放射能水準の可視化
http://microsievert.net/

放射能漏れに対する個人対策(第3版)
http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html

Japan Geigermap
http://japan.failedrobot.com/

先の記事で紹介した、武谷三男先生の本を始め、ずいぶん昔(やはり30年くらい前に出版されたものばかり)をぼちぼち読んでいます。
ほぼ共通していることは、BWRで(まぁPWRだろうがなんだろうが同じなんですが)冷却が止まった場合どうなるのか、正確に予測されているということなんですね。情報としては、ずいぶん昔から存在していたわけです。

また、今回の事故について、事故調査委員会がやっと発足したらしいです。
調査なんて、2ヶ月も経って・・・遅すぎ。

以下、引用。

政府:福島原発事故調査委を設置-委員長に「失敗学」の畑村氏(1)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aWEh2Jxd.Gp4

 5月24日(ブルームバーグ):政府は24日午前の閣議で、有識者で構成する「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」の設置を決定した。官邸が文書を配布した。記者会見した仙谷由人官房副長官によると、委員長には畑村洋太郎東大名誉教授(工学院大学教授)が就任し、菅直人首相も含めた閣僚の言動も委員会の検証対象となるという。

 仙谷氏は委員会の役割に関し、「国民目線に立って、開かれた中立的な立場から、徹底的に検証を行い、その結果を国内外に明らかにしていく必要がある」と指摘。その上で、「事故の検証結果を教訓として被害の拡大防止のために今後、どのような対策が必要か、再発防止のためにどのような対策を講じていくのかについて提言してもらう」と強調した。

 委員長に畑村氏を選んだことについて「原発事故当事者との利害関係がないことを重視した。失敗に学ぶ、同じ愚を繰り返さないためにはどうすればよいかを考える『失敗学』の先駆者、第一人者としても知られており、委員長として最も適任であると考えている」と語った。事務局長には検察関係者を充てることも明らかにした。

 また、仙谷氏は検証の対象について「東電はじめ関係行政機関や総理大臣も含めた閣僚の行動も聖域なく対象にして幅広く検証を行ってもらい、しっかりとした報告をまとめてもらいたい」と語った。

 報告書をまとめる時期については中間報告なども含め「適宜適切に公表されると考えている」との見通しを示した。情報の公開は「速やかに最大限なされていく」と語った。

財務調査
 これに先立ち、海江田万里経済産業相は24日午前の閣議後会見で、原発事故の賠償に向け、東京電力の財務調査を行う第三者委員会設置を午後の持ち回り閣議で決定することを明らかにした。

 仙谷氏は「東電の財務と経営をしっかりと調査して国民負担を極小化するという方向での調査委員会に活動を始めてもらうことになる」と語った。

 また、仙谷氏は金融機関や東電の株主による賠償スキームへの協力の在り方について見解を聞かれ、「賠償債務がどのぐらいになるのか、あるいは福島原発におけるオペレーション費用がどうなるのかについて企業会計上、専門家の間でも確たる結論的な話は出ていない」と指摘。「そういう場合に株主であれ、金融機関であれすべてのステークホルダーがどのように考えたらいいのかということはこれからの議論だ」と述べるにとどめた。

更新日時: 2011/05/24 12:00 JST

引用ここまで