8月後半、ど平日の午前中にたらたらと日本海側の移動はまた続きます。
道の駅越後出雲崎天領の里で休憩。
出雲崎は佐渡からの金銀の陸揚げで代官所が設けられ、栄えた町で、また日本において石油掘削の機械方式を最初に用い成功した地なんだそうです。
ただ、(平日午前中(しつこい)ですからなおさら)人の気配は薄く、外を歩くと暑いし飲み物を購入してさっさと移動開始。
このあたりから海沿いの道はR402からR352となります。
出雲崎の少し先は柏崎。
だんだん海沿いの集落から柏崎刈羽原子力発電所の煙突が見えてきます。
(写真はなし)
煙突がとても高いからか、集落と発電所が近く見えます。
多分、地場の産業といえば、小さい漁村、自分用の畑、夏はすこし海水浴場という感じなのであろう集落と発電所の煙突という対比がなんとも違和感を感じました。(善し悪しとか好き嫌いではなく)
発電所の敷地の脇は、厳重なフェンスだとか、放送設備、小さい看板類なんかでなんとなく物々しさがわかる位で、入り口ゲートすら街道沿いにはありませんから、なにも注意せずに通れば気づかず通過することすらできそうな感じでした。
原子力発電所の脇を通ったのは実は初めてのことで、もう少し物々しいのかと想像していたのですが、それはあっさりと裏切られたのでした。
むしろ柏崎市の市街地に向かってだんだん会社や住宅、施設関係が増えてくると今までの「漁村の集落」というイメージが一転して、ああ、いろんなところに金がかかっているんだという印象。原発誘致でカネが撒かれる、というのはこういうことなんだろうな、発電所がなければ、今まで通過してきた町の風景とさほど変わらなかったろうになぁと。脱線しますが、福島の浜通りなんかもこんな感じだったんだろうなあと。
繰り返しになりますが善し悪しとか好き嫌いでなく、そういう印象を持ちました。
長くなっちゃったので続きます。