新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 日本国内の発生状況を整理してみる(その14)



前回が7/4。1週間が経過しました。非常事態宣言から13週間半くらいです。

6/18をもって、全ての休業要請を終了となっており、これは継続されています。

東京都での新規感染者(PCR陽性者)は増加が続いていて、3日連続で200人を超えるのは初めてです。
7/9 224人
7/10 243人
7/11 206人

重症者数、死者数/日、感染者に対する重症者の割合をグラフの掲載を継続します。
*死者数/日は、当日の死者数と前日の死者数の差分です。




これは全国の値ではありますが、重症者数は、感染者数の増加に伴っているのか、横ばい傾向。
死者数/日は6月以降、引き続き目立った変化がなく増加している傾向はありません。(6/20にノイズ的に増加が見られますが、傾向としては増加していない状況が継続しています)

PCR検査者も増加しておりますので、その分、検出される感染者も増加しているということなのでしょうが、実際のところ重要なのは、感染者数よりも死者や重症者が急に増加していないこと、入院が必要な人数が増加しても病床が不足していないことなので、これは維持されているということは言えると思われます。
引き続き、楽観はできないものの、経過観察すべき状況と思われます。(現状の状態は4月よりはまだまともに見えます)

下記サイト、引き続きリンクを貼っておきます。

新型コロナウイルス国内感染の状況|東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/