月別アーカイブ: 2000年8月

今年の夏は暑かった

 

いやいや、今年の夏は暑かったですね。私の住む山口県も例外ではなくって、暑いのが苦手なんできつかったです。今年の夏はSpiderは車検でドック入りしたり、前回更新の通りTipoのインパネの修理で夏休みを過ごしたり、休み明けも雨が降ったりしたので、「晴れた日は幌を開け放って走るものよ!」なんて偉そうなことをいいつつ、実はあんまり走っていないんですね。言い訳ですけど(笑)結果的に3週間ほったらかしにしたら、なんとバッテリが上がっていました。Tipoでジャンプして走り込めばOKなんですけどね。改心して走り込まねば・・・
(Aug/2000)




この記事は、「今までのGallery (1998-2000)」として公開していた記事を再編成したものです。
記載内容やURIなど、記事は作成時点のものであり、現状と異なっていたりリンクが切れているものがある可能性があります。
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Tipo vol.7 インパネのバックライト直しました(その2)


(ご注意)
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 なんとかインパネのバックライトが点くようになったTipoですが、よりオリジナルに近いように改善をしてゆきます・・・






ご注意


 前回も同じようなことを書いていますが、ここで紹介しているのはあくまでも私のクルマの場合であり、同じ車種で私が遭遇したのと同じ症状であっても、紹介した方法で必ずしも直るという保証はありません。

 ご自分でクルマの改造・修理を行う場合、あくまでも自己責任で行ってください。このサイトに載っているのと同じ方法で改造・修理をしたのにうまくいかない、とかクルマが壊れたといったことが生じても、いかなる保証もいたしませんのでご了承ください。差し出がましいようですが、いじるのがクルマの電気系統ですので、万が一不具合があった場合には故障はおろか交通事故になりかねませんので。


 まぁ、ここまでのめり込んだからにはきちんと動作するものにしなくては気がすまなくなってきました。で、いろいろと考えたあげく、電子パーツ屋さんのお世話になることになりました。一応クルマの電装なので、車載の部品でなんとか済まそうと思っていたのですが、b接点のリレー(コイルの方に電圧がかかっていないときにスイッチがONになっているリレー)ってオートショップで一般に売られていないんですね。初めて知りました。あるのはa接点のリレー(コイルに電圧がかかったときに初めてスイッチがONになる)だけ。いろんな店に足を運んで、また部品メーカのWebをいろいろ調べたりしてやっとそのことがわかりました。
 で、検討の結果、右のような回路を組むことにしました。部品は以下の通りです。

・リレー
松下製。12V 2極型汎用。(1極しか使っていない)
・抵抗
5W型。1.5、3、5、10オーム。(この抵抗値自体はまた様子をみて変更するかもしれません。10オームは暗すぎて、夜間でもほとんど見えないし。7.5オームくらいのをいれないとだめなのかも)
・ヒューズ
オートショップで入手。ブレード型ヒューズとホルダ。
・ロータリスイッチ
アルプス製。3極4接点型。(1極しかつかっていない)
・配線
これらをオートショップで入手の電線と平型端子で接続。


回路図



 こういう風に書き出すと至ってスムーズにことが進んだように見えるかもしれませんが、とてもじゃないけど実体は、なかなか上手くはいきませんでした。オートショップで購入したa接点のリレーのみで組んでみたり、はたまた整備工場に頼み込んでリレー(これはVW Golfの燃料ポンプのリレーとか)をもらってきて組んでみたりしたので、回路としては3つ目か4つ目です。この回路にたどり着くまで(思いつかなかったというよりは汎用リレーを売っている店を探すまでに、というのが正しいのですが)3週間以上かかってしまいました。


 コンセプトとしては、万が一インパネASSYを交換するなどして、オリジナルの回路が生き返ったとき、簡単に復旧できるようにしました。電源、ACC線は共にオーディオ用の配線から取ってあります。(ま、コンソールをまさぐればすぐに出てくることもあるけど)さあ、ここまでくれば


組み立てるだけ。

 気合いを入れて組み上げます。

回路


 組上がり。ケースというか容器というかには、家庭用のコンセントなんかに使う樹脂製の箱を使いました。安かったんです。(笑)

 回路を入れた箱はこの辺においてカーペットと空調のダクト(?)の間に挟み込んでいます。けっ飛ばす同乗者でもいなければとりあえずは大丈夫でしょう。

収納


結果


 で、点灯試験の結果です。上が通常の状態、下がライト点灯時。このときの抵抗は3オーム。ちなみに、抵抗は1.5オームだと暗くなった感じがないし、5オームではかなり暗いです。10オームでは「ホントに点いているの?」というくらいの暗さでした。

 バックライトの明るさはここで調整。元々チョーク(もちろん、チョークなんてものはDGTといえどもここには存在しませんが)が収まるところについている蓋に穴を開けてロータリスイッチを固定してあります。


なんとか成功

結果


でした。

Tipo vol.6 インパネのバックライト直しました(その1)


(ご注意)
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 毎日通勤で元気に活躍のTipoですが、最近メータの表示ががちょっとおかしい・・・ってなわけで修理してみました。ってこういう記事ははじめてですね。そういえば。






ご注意


 ここで紹介しているのはあくまでも私のクルマの場合であり、同じ車種で私が遭遇したのと同じ症状であっても、紹介した方法で必ずしも直るという保証はありません。

 ご自分でクルマの改造・修理を行う場合、あくまでも自己責任で行ってください。このサイトに載っているのと同じ方法で改造・修理をしたのにうまくいかない、とかクルマが壊れたといったことが生じても、いかなる保証もいたしませんのでご了承ください。差し出がましいようですが、いじるのがクルマの電気系統ですので、万が一不具合があった場合には故障はおろか交通事故になりかねませんので。



 ある日、会社に行こうってわけでいつものようにTipoのエンジンをかけたところ、




インパネが暗い!?




いや、点いていない。「ついに寿命か?このメータは」と思ってよくよく見ると、表示自体は出ている。このデジタルメータ、ELだか液晶だかのパネルに表示された数字などを電球のバックライトで照らして表示をするんですね。症状としては、バックライトになっている電球が点いていないと。クルマが走るにはとりあえず障害はなさそうだなと判断し、仕事に行ったわけです。で、帰りもまた点かないと。「修理どうしようかなぁ」と思いつつ走っているといきなり


「バックライト点灯」

何事もなかったのように復活しやがってこいつは。とりあえず帰宅してからこの2冊(定番HaynesとPORTER)を見てみると、配線図は同じ。インパネのバックライトからたどっていくと「check」と称する


ブラックボックスに直行

していることがわかりました。なんのための配線図だっつーの。それから数日、点いたり消えたりを繰り返し、「自然治癒か?」というぬかよろこびと「またかぁ」という落胆を繰り返しながら乗っていましたが、ふと“Tipo! Tipo! Tipo!”を見ると、梅田さんも同じ症状が出て・・・こちらはなんと


インパネASSY交換!

をなさったそうで・・・

しかしながら、「数年前の修理と梅田さん」と「現在の修理と私」とでは事情が違います。数年前だと、まだ程度のいい部品取り車がポツポツとあった頃(梅田さんも3万kmは若いメータを入手されたとか)ですが、現在では部品取りも


「それなりに走っている」

ことが想像に難くなく、ということは中古の部品を取っても同じ症状が出るのは時間の問題ということになります。新品を取る?そんな


程度のいいTipoがもう一台買える

値段が請求されるのはたまりません。走行距離だって(表示は少なくとも)変わっちゃうし。それからしばらく(また!)悩んでいましたが、一念発起。


よし、自分でなおしてしまえ

どうせ電球は12V。直接12Vをくれてやれば点灯するだろう。ってわけでやってみることにしました。
 さて、とにかくバックライト用の電球に12Vを供給してみよう。というわけで、インパネASSYをばらしました。最初はオリジナルのまま修理してみようか、とも思いましたが、心臓部の基板にはぎっしりではないけどICやらなんやらがくっついているし、よくみると上下2層はあるし、インパネASSY中の配線がこの基板に集まっているし・・・ってわけで、いま動作している分にも影響するとやばいので、やっぱり外部からうまく12Vを供給することにしました。

 分解すると、バックライト電球発見。基板にソケットを介してついていました。(時計や燃費系、タコメータなどの表示部はそれぞれ別々の基板になっていましたが、照明その他の配線は結局メインの怪しげな基板に入ってつながっているし、どうもスピードメータのところの基板が一番すかすかで、ここに供給してやるのが一番頭がよさそうでした。)この両極に12Vを・・・とおもいきや、


どちらが+かわからない

このまま適当につなぐと1/2の確率でショート。最悪メータ丸ごとご臨終。
 そういう洒落にならないことを避けようというわけでテストを行ったわけです。まずはスピードメータのバックライトの基板に2本の線を半田付け。つけたらインパネASSYは組んでしまいます。

 次に、クルマにメータをとりつけ、バックライト用の電球を全部抜きます。1個も残してはいけません。で、テスタの片方を(-)にくっつけて先に半田付けした線を2本触って行くわけです。(-)と導通がある方がもちろん(-)側。
 で、ヒューズボックスとヒューズをつないで、電源はシガーライタから取ってとりあえず点灯テスト。これは見事に動作。
 

ねらい通り。(笑)
 

 でも、心臓にはとっても悪いです。(笑)とりあえず、これでも実用上もなんとかなりますが、これでは以下のような問題があります。

・シガーライタから電源を取っているので、ライタが使えない(ま、使うこと少ないけど)
・クルマから離れるときに、電源を抜き忘れるとバックライトが点きっぱなし
・オリジナルの照明ユニットでは、ライトをつけると減光するが、そんな配慮はしていないので、夜間のバックライトは明るすぎて眩しい。

というわけで、この辺の対策をなんとかしなくてはなりません。
 


つづく。(笑)
 


本

左:Haynes
FIAT TIPO(petrol) Owners Workshop Manual
ISBN 1-85010-625-8
右:PORTER
TIPO AND TEMPRA Repair Manual.Service Guide

ISBN 1-899238-24-7
 どちらも英語。どちらも英国仕様しか載っておらず、エンジンまわりは全く参考になりませんが、内外装、だいたいの配線を調べるにはあるとないとでは大違い。Tipoオーナはぜひ入手をおすすめします。HaynesはイギリスのHaynes Publishing Groupのサイトでも入手可。(2000年8月現在)または、国内の洋書屋で入手可。PORTERはamazon.comで入手可。(2000年8月現在)
 Haynsは1991年までのモデル、PORTERは1996年までのモデルが載っています。日本仕様DGTは1989年からのモデルですが、エアコンが標準装備だった関係でどちらかというとhayns以降のモデルが近いようです。PORTERは1996年までのモデルが入っているので、(実質Tipoの歴史全部だ)かなりのところまで網羅できているように思います。Tempraのオーナの方にもおすすめ。