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HAYNESのマニュアル(LUTECIA, Grande Punto)

HAYNES社のマニュアルは、できるだけ購入するようにしています。(車によっては、BROOKLANDSとかPORTERのマニュアルも)
っていうか、今回のでTipo以降すべての車のマニュアルが揃いました(笑)
以前、車を乗り換えるときはミニカーを買って、集めておくんだっていう話があって、(徳大寺有恒氏の記事だったかな)それにあやかった訳ではないのですが、マニュアルでも買いそろえておくか、というところで始めて今に至るわけです。
今や、これをみて車いじりをする時間もなく、ただ眺めているだけになっちゃうのですが、Amazonのサイトを眺めていたら、CLIO3のマニュアルが出版されていたので購入しました。

Haynes service and Repair Manual RENAULT CLIO(Oct 2005 to May 2009 (55 to 09 reg) Petrol & Diesel)
ISBN: 978 0 85733 871 6

GrandePuntoのときも、マニュアルが欲しかったのですが、HAYNESのものは出版されておらず、手に入りそうなものがフランス語だったり、CD版だったりで見送っていたのですが、2015/12にやっと出版されていたのを、廃車を決めてから気づいて、CLIOのものと一緒に購入しました。

Haynes service and Repair Manual FIAT GRANDE PUNTO, PUNTO EVO & PUNTO(2006 to 2015 (55 to 15 reg) Petrol)
ISBN: 978 0 85733 956 0

・以前にもご紹介したAstraのマニュアルはこちら。
・E30のマニュアルはこちら。

それ以前のものはこちら
ご参考にされる方もいらっしゃらないと思いますが、マニュアルのカテゴリを作っておきました。

E30のService Manual

E30のマニュアル情報です。(もう過去の情報なので、有用かどうかはわかりませんが)
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BMW 3 & 5 Series (1982-1992) Haynes Repair Manual
ISBN-10: 1563920204

BMW E30 – 3 Series Restoration Bible (Brooklands Books)
ISBN-10: 1855206781

2016/8時点で、出版元からもamazon.co.jpからも入手できるようです。

AstraのService Manual

以前にもご紹介しましたが、Astraのマニュアルです。(もう過去の情報なので、有用かどうかはわかりませんが)
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Haynes service and Repair Manual Vauxhall/Opel Astra & Zafira Petrol (Feb 98 – Apr 04) R to 04
ISBN-10: 1844251659

2016/8時点で、出版元からもamazon.co.jpからも入手できるようです。

PUNTO HGT とりあえずHaynesのマニュアルを購入

 ま、とりあえず、クルマ買ったらこの手のマニュアルを入手して・・・というのはやはり一般的ではないのかもしれませんが・・・自分のクルマがどのようにできているのかを知るのにも有用と思います。




これが今回入手したもの。
Haynes service and Repair Manual FIAT PUNTO(Oct 1999 to July 2003 (V reg onwards) Petrol)
ISBN: 1-84425-066-0

でも、HGT(1747cc Model)は対象外・・・ま、内外装の様子だけでも見れれば、無いよりは全然いいですからね。

購入は英国Haynsのサイトでも、amazonでも可能です。2004年6月現在、Euroが130円位とめちゃくちゃ高いためか、どちらで価格を調べても同じようなものでした。となると、日本語が通って、送料も安い・・・ということで、私はamazonから購入しました。

以前、Euroがもっと安かったときには本国から取り寄せた方が安かったんですが・・・もっとも、Haynesのサイトに行くと、日本に輸入されていないいろんなマニュアルがあって、そういうのを買ってみるのはおもしろいかも知れませんね。




 こちらはTipoについて Vol.6でも紹介したTipoのマニュアル。

左:PORTER
TIPO AND TEMPRA Repair Manual.Service Guide
ISBN 1-899238-24-7

右:Haynes
FIAT TIPO(petrol) Owners Workshop Manual
ISBN 1-85010-625-8




 こちらは、2000Spider(124Spider)用に購入したもの。

左: BROOKLANDS BOOKS
FIAT 124 COUPE/SPIDER 2000Spider 1971-1984
ISBN 1-85520-0791

右: Haynes
FIAT 124 Sport 1968 thru 1978 Coupe and Spider 1400 1600 1800 Automotive Repair Manual
ISBN 0-900550-94-5

私が乗っていたSpiderは1978年製だったので、Haynesでもカバーしていると思ったのですが、実はモデルイヤーが1979年のようで、前者のBROOKLANDSのマニュアルでないとカバーしていない部分がありました。購入はアメリカのInternational Auto Partsから購入したと記憶しています。(2004年6月現在購入可能)ちなみに、Haynsの方はUK(イギリス)ではなく、US(アメリカ)の方ですので、直接購入の場合は、こちら経由でHaynes(US)のサイトから。amazonでも購入可能かもしれませんが(未調査)



 今まで乗ってきたクルマたち(Tipo、Spider)のマニュアルと。「マニュアルコレクション」って感じですかね。

 クルマは所詮機械ものだし、場所をとるし、いつか手放さなければならないものなのですが、こういう思い出の残し方もいいのではないでしょうか。「あのときあんな寒い思いをしたなぁ、」とか「あのときは重かった、後で腰が痛かった(笑)」とかね。

 途中からHGTのページではなくなっちゃったかも・・・まぁ、いいか(笑)

Tipo vol.6 インパネのバックライト直しました(その1)


(ご注意)
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 毎日通勤で元気に活躍のTipoですが、最近メータの表示ががちょっとおかしい・・・ってなわけで修理してみました。ってこういう記事ははじめてですね。そういえば。






ご注意


 ここで紹介しているのはあくまでも私のクルマの場合であり、同じ車種で私が遭遇したのと同じ症状であっても、紹介した方法で必ずしも直るという保証はありません。

 ご自分でクルマの改造・修理を行う場合、あくまでも自己責任で行ってください。このサイトに載っているのと同じ方法で改造・修理をしたのにうまくいかない、とかクルマが壊れたといったことが生じても、いかなる保証もいたしませんのでご了承ください。差し出がましいようですが、いじるのがクルマの電気系統ですので、万が一不具合があった場合には故障はおろか交通事故になりかねませんので。



 ある日、会社に行こうってわけでいつものようにTipoのエンジンをかけたところ、




インパネが暗い!?




いや、点いていない。「ついに寿命か?このメータは」と思ってよくよく見ると、表示自体は出ている。このデジタルメータ、ELだか液晶だかのパネルに表示された数字などを電球のバックライトで照らして表示をするんですね。症状としては、バックライトになっている電球が点いていないと。クルマが走るにはとりあえず障害はなさそうだなと判断し、仕事に行ったわけです。で、帰りもまた点かないと。「修理どうしようかなぁ」と思いつつ走っているといきなり


「バックライト点灯」

何事もなかったのように復活しやがってこいつは。とりあえず帰宅してからこの2冊(定番HaynesとPORTER)を見てみると、配線図は同じ。インパネのバックライトからたどっていくと「check」と称する


ブラックボックスに直行

していることがわかりました。なんのための配線図だっつーの。それから数日、点いたり消えたりを繰り返し、「自然治癒か?」というぬかよろこびと「またかぁ」という落胆を繰り返しながら乗っていましたが、ふと“Tipo! Tipo! Tipo!”を見ると、梅田さんも同じ症状が出て・・・こちらはなんと


インパネASSY交換!

をなさったそうで・・・

しかしながら、「数年前の修理と梅田さん」と「現在の修理と私」とでは事情が違います。数年前だと、まだ程度のいい部品取り車がポツポツとあった頃(梅田さんも3万kmは若いメータを入手されたとか)ですが、現在では部品取りも


「それなりに走っている」

ことが想像に難くなく、ということは中古の部品を取っても同じ症状が出るのは時間の問題ということになります。新品を取る?そんな


程度のいいTipoがもう一台買える

値段が請求されるのはたまりません。走行距離だって(表示は少なくとも)変わっちゃうし。それからしばらく(また!)悩んでいましたが、一念発起。


よし、自分でなおしてしまえ

どうせ電球は12V。直接12Vをくれてやれば点灯するだろう。ってわけでやってみることにしました。
 さて、とにかくバックライト用の電球に12Vを供給してみよう。というわけで、インパネASSYをばらしました。最初はオリジナルのまま修理してみようか、とも思いましたが、心臓部の基板にはぎっしりではないけどICやらなんやらがくっついているし、よくみると上下2層はあるし、インパネASSY中の配線がこの基板に集まっているし・・・ってわけで、いま動作している分にも影響するとやばいので、やっぱり外部からうまく12Vを供給することにしました。

 分解すると、バックライト電球発見。基板にソケットを介してついていました。(時計や燃費系、タコメータなどの表示部はそれぞれ別々の基板になっていましたが、照明その他の配線は結局メインの怪しげな基板に入ってつながっているし、どうもスピードメータのところの基板が一番すかすかで、ここに供給してやるのが一番頭がよさそうでした。)この両極に12Vを・・・とおもいきや、


どちらが+かわからない

このまま適当につなぐと1/2の確率でショート。最悪メータ丸ごとご臨終。
 そういう洒落にならないことを避けようというわけでテストを行ったわけです。まずはスピードメータのバックライトの基板に2本の線を半田付け。つけたらインパネASSYは組んでしまいます。

 次に、クルマにメータをとりつけ、バックライト用の電球を全部抜きます。1個も残してはいけません。で、テスタの片方を(-)にくっつけて先に半田付けした線を2本触って行くわけです。(-)と導通がある方がもちろん(-)側。
 で、ヒューズボックスとヒューズをつないで、電源はシガーライタから取ってとりあえず点灯テスト。これは見事に動作。
 

ねらい通り。(笑)
 

 でも、心臓にはとっても悪いです。(笑)とりあえず、これでも実用上もなんとかなりますが、これでは以下のような問題があります。

・シガーライタから電源を取っているので、ライタが使えない(ま、使うこと少ないけど)
・クルマから離れるときに、電源を抜き忘れるとバックライトが点きっぱなし
・オリジナルの照明ユニットでは、ライトをつけると減光するが、そんな配慮はしていないので、夜間のバックライトは明るすぎて眩しい。

というわけで、この辺の対策をなんとかしなくてはなりません。
 


つづく。(笑)
 


本

左:Haynes
FIAT TIPO(petrol) Owners Workshop Manual
ISBN 1-85010-625-8
右:PORTER
TIPO AND TEMPRA Repair Manual.Service Guide

ISBN 1-899238-24-7
 どちらも英語。どちらも英国仕様しか載っておらず、エンジンまわりは全く参考になりませんが、内外装、だいたいの配線を調べるにはあるとないとでは大違い。Tipoオーナはぜひ入手をおすすめします。HaynesはイギリスのHaynes Publishing Groupのサイトでも入手可。(2000年8月現在)または、国内の洋書屋で入手可。PORTERはamazon.comで入手可。(2000年8月現在)
 Haynsは1991年までのモデル、PORTERは1996年までのモデルが載っています。日本仕様DGTは1989年からのモデルですが、エアコンが標準装備だった関係でどちらかというとhayns以降のモデルが近いようです。PORTERは1996年までのモデルが入っているので、(実質Tipoの歴史全部だ)かなりのところまで網羅できているように思います。Tempraのオーナの方にもおすすめ。