(ご注意)
このページは過去の履歴として設置しており、原則として更新は行いません。
記載内容やURIなど、記事は作成時点のものであり、現状と異なっていたりリンクが切れているものがある可能性があります。
なんとかインパネのバックライトが点くようになったTipoですが、よりオリジナルに近いように改善をしてゆきます・・・
ご注意
前回も同じようなことを書いていますが、ここで紹介しているのはあくまでも私のクルマの場合であり、同じ車種で私が遭遇したのと同じ症状であっても、紹介した方法で必ずしも直るという保証はありません。
ご自分でクルマの改造・修理を行う場合、あくまでも自己責任で行ってください。このサイトに載っているのと同じ方法で改造・修理をしたのにうまくいかない、とかクルマが壊れたといったことが生じても、いかなる保証もいたしませんのでご了承ください。差し出がましいようですが、いじるのがクルマの電気系統ですので、万が一不具合があった場合には故障はおろか交通事故になりかねませんので。
まぁ、ここまでのめり込んだからにはきちんと動作するものにしなくては気がすまなくなってきました。で、いろいろと考えたあげく、電子パーツ屋さんのお世話になることになりました。一応クルマの電装なので、車載の部品でなんとか済まそうと思っていたのですが、b接点のリレー(コイルの方に電圧がかかっていないときにスイッチがONになっているリレー)ってオートショップで一般に売られていないんですね。初めて知りました。あるのはa接点のリレー(コイルに電圧がかかったときに初めてスイッチがONになる)だけ。いろんな店に足を運んで、また部品メーカのWebをいろいろ調べたりしてやっとそのことがわかりました。
で、検討の結果、右のような回路を組むことにしました。部品は以下の通りです。
・リレー
松下製。12V 2極型汎用。(1極しか使っていない)
・抵抗
5W型。1.5、3、5、10オーム。(この抵抗値自体はまた様子をみて変更するかもしれません。10オームは暗すぎて、夜間でもほとんど見えないし。7.5オームくらいのをいれないとだめなのかも)
・ヒューズ
オートショップで入手。ブレード型ヒューズとホルダ。
・ロータリスイッチ
アルプス製。3極4接点型。(1極しかつかっていない)
・配線
これらをオートショップで入手の電線と平型端子で接続。
こういう風に書き出すと至ってスムーズにことが進んだように見えるかもしれませんが、とてもじゃないけど実体は、なかなか上手くはいきませんでした。オートショップで購入したa接点のリレーのみで組んでみたり、はたまた整備工場に頼み込んでリレー(これはVW Golfの燃料ポンプのリレーとか)をもらってきて組んでみたりしたので、回路としては3つ目か4つ目です。この回路にたどり着くまで(思いつかなかったというよりは汎用リレーを売っている店を探すまでに、というのが正しいのですが)3週間以上かかってしまいました。
コンセプトとしては、万が一インパネASSYを交換するなどして、オリジナルの回路が生き返ったとき、簡単に復旧できるようにしました。電源、ACC線は共にオーディオ用の配線から取ってあります。(ま、コンソールをまさぐればすぐに出てくることもあるけど)さあ、ここまでくれば
組み立てるだけ。
気合いを入れて組み上げます。
組上がり。ケースというか容器というかには、家庭用のコンセントなんかに使う樹脂製の箱を使いました。安かったんです。(笑)
回路を入れた箱はこの辺においてカーペットと空調のダクト(?)の間に挟み込んでいます。けっ飛ばす同乗者でもいなければとりあえずは大丈夫でしょう。
で、点灯試験の結果です。上が通常の状態、下がライト点灯時。このときの抵抗は3オーム。ちなみに、抵抗は1.5オームだと暗くなった感じがないし、5オームではかなり暗いです。10オームでは「ホントに点いているの?」というくらいの暗さでした。
バックライトの明るさはここで調整。元々チョーク(もちろん、チョークなんてものはDGTといえどもここには存在しませんが)が収まるところについている蓋に穴を開けてロータリスイッチを固定してあります。
なんとか成功
でした。