新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 日本国内の発生状況を整理してみる(その27)


前回が10/11。約1週間が経過しました。非常事態宣言から28週間くらい経過しました。

PCR陽性者数/日の動きは、先週から状況はあまり変化が見られません。

・PCR陽性者の数は、7区間(7日)の移動平均を見ると、8/9にピークを迎え、減少に転じている。
・死者数の増加については、数人~十数人/日ですが、減少傾向が続いています。
・重症者数は2週間くらいは横ばいの状態です。
重症者数/入院者数も3%程度で横ばいの状態です。

PCR陽性者数はピークアウトしたものの、先週に引き続き、9月中旬から現在までの経過では移動平均を見ると横ばいの状況です。

ただし、新規PCR陽性者数≒退院者数という状況が続いております。(ここ3週間くらい)

10/9の閣議決定により、10/24から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いが変わるそうです。1・2類相当から、5類相当に変更され、無症状者や軽症者は入院対象ではなくなり、疑似奨励の届出も変更となるようです。
9月の中旬から横ばいのように見えるPCR陽性者数ですが、この「疑似症例」の数が減るとすると・・・いったいこれらの数値はどのようになるのでしょうか。報道さん、静かですね。なんでだろう。

COVID-19の入院対象、疑似症例の届出が変更 入院は高齢者・基礎疾患等の重症化リスク者に限定|日経メディカル
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/report/t344/202010/567543.html

新型コロナウイルス感染症の感染症法の運用の見直しに関するQ&Aについて|厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部
https://www.mhlw.go.jp/content/000683022.pdf